学生と社会をつなぐ架け橋をつくる—立教大学での「縁」をエネルギーに変えて
株式会社毎日コムネット 代表取締役社長 伊藤 守 さん
2022/01/19
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
毎日コムネットは、学生寮の運営?開発、合宿や研修旅行の手配、就職活動支援など、大学生活の「入り口から出口まで」を支え、学生と社会をつなげる事業を展開しています。
1979年に起業してから約40年。私の人生は多くの「縁」によって成り立っていると感じています。大学ではホテル経営について学んでいたものの、観光業界への就職や起業は考えていませんでした。しかし、卒業後に知人の紹介でリゾートホテルの運営に携わり、旅行業界の面白さや奥深さ、可能性を肌で実感。その後、周辺のホテルに勤めていた立教観光クラブの方の支援や、学生時代の友人たちの資金協力があり、28歳で旅行関連会社を設立したのです。その後も立教観光クラブ※1の仲間が業界のノウハウを教えてくれるなど、立教OB?OGの強いネットワークに何度も救われました。私も卒業生として力になれたらと思い、同クラブでは第11代会長を務めました。現在は、立教経済人クラブの副会長としての活動や、「立教箱根駅伝2024」事業の応援も行っています。
幅広い年代の卒業生や在学生と関わる中で感じるのは、周囲を見渡して行動できる、穏やかでバランス感覚に優れた人が多いということです。学生時代にたくさんの友人をつくり、小さなきっかけを大きな縁に変えて、自らの世界を広げていってもらえたらと思います。
※1 立教観光クラブ:観光産業に関わる立教大学卒業生が活動している。
幅広い年代の卒業生や在学生と関わる中で感じるのは、周囲を見渡して行動できる、穏やかでバランス感覚に優れた人が多いということです。学生時代にたくさんの友人をつくり、小さなきっかけを大きな縁に変えて、自らの世界を広げていってもらえたらと思います。
※1 立教観光クラブ:観光産業に関わる立教大学卒業生が活動している。
立教大学のRIR椎名町(国際交流寮?写真左)等、首都圏を中心に学生マンションや学生寮を手掛ける
※本記事は季刊「立教」258号(2021年11月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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プロフィール
PROFILE
伊藤 守(いとう まもる) さん
1974年 社会学部観光学科卒業
1951年神奈川県生まれ。
立教大学卒業後、山崎製パン、新潟県のリゾートホテル支配人を経て、79年毎日ツーリストを設立。その後、学生サークル支援事業を行う毎日ネットワーク、学生向けマンションの総合運営を手掛ける毎日建物を設立し、97年に3社を毎日コムネットに統合する。
2020年度全学共通科目「立教OBOGの『社長の履歴書』」のゲスト?スピーカー(講師)を担当。